Rotary Global Network --- Rotary Fellowship


ロータリー囲碁同好会
Go Playing Fellowship of Rotarians  GPFR


       

NEWS LETTER

No. 7  200581日 発行


GPFR会長 田中 毅

20002月にロータリー囲碁同好会が発足し、神戸でチャーターナイトおよび第1回ロータリー囲碁国際大会を開催してから、はや5年半が過ぎました。昨年度、台湾・桃園で開催された第6回ロータリー囲碁国際大会には、韓国、日本、台湾共に大勢のロータリアンおよび家族が参加して、極めて有意義に国際親善の実をあげることができました。

今年度は三ケ国持ち回りの国際大会も三順目に入り、日本が主催することになります。当会の理事を長年務められ、主に韓国・台湾との折衝に当たってこられた石井良昌会員が、2680地区のガバナーに就任されますので、第7回ロータリー囲碁大会を2680地区大会と平行して、神戸・ポートピア・ホテルで開催する予定にしております。大勢の会員の参加をお待ち申し上げます。


6回ロータリー囲碁国際大会

GPFR理事 太田 清文

 GPFR主催の第6回ロータリー囲碁国際大会は512()から3日間、台湾・桃園市のホテル尊爵大飯店を会場にして開かれ、日本からGPFR会長の田中毅PDG、石井良昌2680地区ガバナーエレクトら大会役員や夫人9名と、出場する日本支部長の二上達也六段(東京RC)14名の計23名が参加しました。また、韓国は支部長のPDG李在允五段(大邱東新RC)19名(うち女性1名)、台湾は大会実行委員長の游長和二段(大園RC)12名がエントリーしたほか、大会運営にPDG楊敏盛台湾支部長ら約20人の地元ロータリアンが加わりました。
 大会は初日の12日昼にミニ観光で始まり、夕刻から開会式、13日朝から本選、同夕に歓迎晩餐会、14日は表彰式の後、台北観光の日程で行われ、同行した夫人方をもてなすミニ観光旅行も別に企画されて、これまでにない多彩な国際大会となりました。

 12日の開会式は、楊PDGが点鐘して歓迎の挨拶、参加国の国歌斉唱の後、田中会長が「神戸、釜山、桃園、東京、大邱と続いて、3国対抗戦は今回で初めて各国が強豪を揃えての陣容になり、国際大会に相応しい規模となった」と祝辞を述べ、二上日本支部長、李韓国支部長の謝辞。また、来賓の桃園県の朱立倫県長から10万台湾元(35万円)の寄付を頂いたとの披露がありました。

 今大会では、国内大会でも使われるスイス方式が初めて採用され、各国四段以上の上級者と三段以下の初中級者の2クラスで、それぞれスクラッチ。コミ出しに替わって台湾式計算法で勝敗を判定するルールとなりました。
 この台湾ルール、一局が終わると二人の判定員が駆け寄り、盤上の石をザッと並べ替え、あげ石を数えない独特な石数の計算から勝敗を決定するもので、日韓両チームから「半目差勝負のような場合、何かスッキリしない」という声もあがりました。
 大会予定では、翌14日午前まで対局が組まれていましたが、対戦者の戦績から相対的に順位付けするスイス方式の採用で、上級者は4戦目で決着が付き、初中級者も5戦で決まってしまい、翌朝はお好み対局に切り替えられました。

 日本チームは、上級者4連勝を狙って優勝経験者を揃えて臨みましたが、韓国チームは大邱囲碁RCから二人の六段が出場しており、歓迎会の席上で早くもあきらめムードに。というのも、韓国は段位認定制度が確立していて、六段とは国内の然るべき大会で複数の優勝経験がないと与えられない称号とか。世界で唯一の囲碁RCだけに、プロ級の凄腕がロータリアンになっての参加で、本選が始まってみると、日本チームから「碁の幅が違い過ぎる」「厚く堅固で無駄がない」「碁の発想が違う」と、感嘆の声が広がりました。
 韓国理事の厳省三五段は「一度、彼らが世界一の座を獲れば、次回からゲスト出場で」と説得に回る程に、日台とも高段者は二人の六段に次々と惨敗。日本チームは最後まで波に乗れずに負け越し者が続出して、団体戦でも台湾の後塵に。第2回の釜山大会以来の惨憺たる結果に終わりました。

 こんな中で一人、気をはいたのは鹿児島志布志RCの飯野正秋五段でした。韓国六段の一人を押さえての準優勝は見事でした。
 これで上級者クラスの優勝数は日韓とも33のタイに。初中級者クラスは韓国との実力差があり過ぎて、今回は韓国が1位から4位までを独占してしまいました。

 本選後は歓迎晩餐会に移り、日韓台入り乱れてのカラオケ大会となって、コブシを効かせた台湾の女性ロータリアンによる演歌の熱唱には脱帽するばかりでした。
 最終日の14日は午前11時から閉会式が行われ、各国で参加記念品をそれぞれ交換した後、表彰式と記念撮影。楊PDGが次回大会は神戸市での開催と発表して、GPFR理事の石井ガバナーエレクトは「台湾に負けない素晴しい大会になるよう精一杯努力しますので、来年、神戸で会いましょう」と呼びかけました。
 午後からは韓国チームの観光バスに日本チームが便乗させてもらい、計40人の団体で楊PDGが運営する桃園市郊外の老人ホーム恰徳養護センターを慰問し、台北の世界一の高さを誇る101階ビルを見学。白熱した日韓戦を忘れて杯を交わしながら韓国料理を楽しんだ後、歳末の秋葉原の雑踏のように賑わう台北ナイト・マーケットを深夜まで散策して、大いに交流を深めた大会となりました。


碁盤から広がるロータリ−の輪

GPFR日本支部長 二上 達也

 GPFR日本支部長として初めて遠征する台湾大会に、全国各地から多くのロータリアンと、そのご夫人方が集まっていただき、またGPFRの田中会長、石井理事ご夫妻を始め東京RCの木村貴治会員ら大会役員の方々がご多忙のなか現地まで応援に駆け付けていただいたことに、まずは御礼を申し上げます。

 「敗軍の将、兵を語らず」と言いますが、日本の4連勝を何としても阻止しようと強力な布陣で挑んできた韓国チームに気力負けしたことが惨敗という結果になったことは否みませんが、それ以上に、客人に失礼がないようにと台湾の皆さんの目を見張るような歓待ぶりに、私を含めて少々、美酒を重ね過ぎた方が多かったことも敗因の一つになったのだろうと思います。

 大会実行委員長の游長和さんは台湾財界屈指の実力者であり、大会運営に見事な采配ぶりを示されたばかりか、大変な気配りをしていただきました。日本チームには開会式前の数時間に台北の陶器博物館へのバス案内、同時刻に韓国チームにも空港へのバス出迎えがあり、大会中は通訳付きで日韓参加者のご夫人方の台北見学も用意され、大会終了後すぐに日韓両チーム40人を大型観光バスを仕立てて深夜まで観光旅行をさせていただきました。

 総指揮を執った台湾支部長の楊敏盛さんの働き振りにも頭が下がりました。好きな囲碁も今回は遠慮なさって、参加者の求めに応じて次々と本人の苗字を組み入れた即席の漢詩を書にして渡し、その達筆さに舌をまきましたが、式典には地元の県長や、県議会議長を招いて、多額の寄付金を頂戴する政治力にも驚かされました。
 楊さんは桃園市中心部に25階建ての総合病院を経営され、ビルの中には大園RCの事務局が置かれて例会場もあるそうで、日本国内のロータリーの常識を超えたスケールの大きさを改めて感じました。         

最終日の台北観光では、楊さんの運営する老人ホームを慰問に訪れました。桃園郊外の広大な敷地に3棟の施設ビルが並び、館内を見学し、日韓両チームで200米ドルを寄付させていただきました。

 GPFRは囲碁を通じて国際交流と親睦を旗印に力を尽くしておりますが、今回の施設訪問によりロータリー活動の国際奉仕にも一役買ったものと、自負をしています。同行したご夫人方からも「めったに無い良い経験ができた」と喜んでおられましたし、囲碁漬けのこれまでの大会とは一味違った有意義な活動となりまして、遠路からの客をただ歓迎するというだけではない楊さんのご配慮に、ただただ感服するばかりです。

 台湾に到着して私はすぐに両替をしたのですが、現地通貨を使用したのは空港から約5キロという会場のホテルを往復したタクシー代と一度の食事代、それに少々の土産代だけでした。勿論、宿泊費はカード払いの自前でしたが、大会の規模と内容から見ても1万円の登録料だけで済むはずが無く、台湾支部役員の楊、游両氏の多大なご負担によるものと推察いたします。

 昨年の韓国大邱大会でも、李在允支部長の豪勢な歓迎に肝をつぶしましたが、次大会の神戸開催を思うと、今から身がすくむ思いがします。

 今大会は6回目を数え、3年前に同じ桃園市で開催した時は韓国からの参加者は2人だけでした。当時、韓国から台湾に出掛けた旅行者に対し、中国が入国を拒否したという事情があったためです。今回はその規制もなくなり、韓国の参加者の中にも同行のご夫人方が数人加わって賑やかさが増し、囲碁を通じた交流が次第に深まる姿を目にして、益々楽しみを感じます。

 この大会の団体戦でも、今回初めて3国中3位という苦杯を味わいました。しかし、盤上の勝負を含めて、盤外でも得るところの多い大会でもありました。これも、ロータリーという共通の絆があったからこそ味わえる貴重な経験だと思います。    

GPFRは数あるRI親睦団体の中で日本発進の唯一の同好会です。組織としてはまだまだ小さな碁盤のような団体ですが、この碁盤を通じて世界各国に活動の輪が広がりつつあります。囲碁好きの全国のロータリアンに、来年の神戸大会に向けて一層の呼びかけをしたいと思います。


大会結果

<上級者クラス>

優勝  玄 哲 泳六段 韓国大邱囲碁RC
準優勝 飯野 正秋五段 鹿児島志布志RC
3位  李 元 薫六段 韓国大邱囲碁RC

<初中級者クラス>

優勝  李   淳三段 韓国大邱囲碁RC
準優勝 李 明 宇初段 韓国大邱囲碁RC
3位  徐 仁 秀三段 韓国大邱囲碁RC


GPFR理事会報告

 GPFR本部は桃園大会閉幕後の5月14日に臨時理事会を開催し、次回開催は200635日に神戸市で、2007年に韓国ソウル市と決定しました。また、田中毅会長から6年務めたGPFR会長職を退任したいとの要請があり、協議の結果、会長職は日韓台3国で3年毎の輪番制とすることで意見がまとまり、田中氏を名誉会長とし、楊敏盛台湾支部長を新会長候補者に推薦することに決定いたしました。また、大会ルールを見直し、次回神戸大会までに各国共通したルールを再検討することにして、規約担当理事を厳省三韓国理事にお願いすることにしました。なお、新人事は神戸大会の議を経て発効します。


会員増強・会費納入のお願い

 今回のニュースレターは、過去にGPFRの会員であった方を含めて全員にお届けしています。これを機会に再入会いただきますことを期待しております。新会員を募集しています。皆様のお知り合いの囲碁を愛するロータリアンをご紹介ください。
 2005-06年度の会費納入をお願い致します。年会費は2,000円です。
 振込には同封の郵便振替をご利用ください。なお、振込手数料(70)は各自ご負担ください。

 振込番号 00910-2-101196 ロータリー囲碁同好会